2017年11月26日日曜日

第3回 大阪韓国映画祭『名優 アン・ソンギ 特集&トークイベント』

駐大阪韓国文化院にて、 第3回 大阪韓国映画祭『名優 アン・ソンギ 特集&トークイベント』が開催、『殺戮にいたる山岳(사냥)』、『祝祭(축제)』、『ラジオスター(라디오 스타)』が上映されました。
 
(画像出典:駐大阪韓国文化院様公式サイト同イベント告知ページ)

会場入口を入って
 すぐのロビーでは、これまでのご出演作のポスターが数多く展示されていました。


『ラジオ・スター』上映時にはアン・ソンギさんご自身も
ご来場者の皆様と一緒に客席より鑑賞なさった後、
トークイベントにご登壇なさいました。

2017年に俳優デビューから60周年を迎えたアン・ソンギさん。韓国の若い俳優の方の中には「俳優生活○○年」と聞いてびっくりする方も多いとか。
 
トークでは、「最初の脚本はラストシーンがチェ・ゴン(パク・チュンフンさん)1人のカットだった」と『ラジオ・スター』のエピソードを披露。「この映画はチェ・ゴンとパク・ミンス(アン・ソンギさん)2人の話なので、最後も2人のカットがいいのではないか」とイ・ジュンイク監督に相談。

どうしたものかと思案していていた時、最後の雨のシーンの準備中、誤って大量の水がパク・チュンフンさんにかかりそうになりました。すかさずアン・ソンギさんがパッ!と傘をさした瞬間、「これだ!」と監督、アン・ソンギさん、パク・チュンフンさんが合意。作品として納められているシーンが誕生したそうです。
「とてもいいシーンになったと思います」としみじみと語っていらっしゃいました。