2011年1月8日土曜日

パク・キョンミさんの語るアン・ソンギさん

月刊誌「スッカラ」。韓国に興味のある方なら一度はその名前を聞いたり、手にとったりしたことがある雑誌ではないでしょうか。

昨年6月、SHORTSHORTS FILM FESTIVAL日韓共同プロジェクトのシンポジウムに来日されたアン・ソンギさんへのインタビューが昨年の8月号(vol.54)p50−51に掲載されています(続くp52-53でもシンポジウムの様子が紹介されています)。


そのインタビューで通訳をなさったスッカラ編集部のパク・キョンミさんにお話を伺うことができました。


初・アン・ソンギ作品は何ですか? また、その(ご覧になった)きっかけは何でしたか?
私が初めて見たのは1984年作の「고래사냥/鯨とり〜コレサニャン〜」という映画だったと思います。
ビデオだったのか、テレビでやってたのかは忘れたんですけど、母が私の隣で見てました。小さいころでした、たぶん小学校1年くらいだった気がします。

なぜ私がこの映画を覚えてるかというと、映画の中で男の人がスーパーに入って生の鶏肉を食べるシーンがあったんですけど、私にはそれがあまりにも衝撃だったので、その場面だけをずっと覚えてて、すこし大きくなってその映画は「고래사냥」だったんだ、とわかりました。
[管理人補足:ピョンテ役のキム・スチョルさんと親分役のアン・ソンギさんが留置所で出会い、その後「朝飯どうする?」と一計を案じ、英語圏の観光客二人からおめぐみをもらいます。それに続いて露天商が並ぶ市場のような路地に入って行き、そこでアン・ソンギさんがいろいろつまみ食いをするのですが、2回目のつまみぐいをしたお店の「となり」が鶏の生肉を山積みにして売っています。開始から15分後くらいのシーンです]

アン・ソンギさんに関するエピソードあれば教えてください。
15分ほどの短いインタビューでしたが、「国民俳優」を目の前にして心臓がドキドキ、これまでにないくらい緊張してなかなか言葉がうまく出ませんでした。

アン・ソンギさんから「ゆっくりでいいですよ/천천히 하세요」と逆に気を遣っていただいて… 
余計恐縮してしまいました(苦笑)。

それにしても目のオーラが違います! 初めてです、あんな眼力は… 
何と言うか、「ただ者ではない!」感じでした。怖いとかではなく、一言でうまく言えないのですが…

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鮮明に記憶に残っていたシーンに登場していたアン・ソンギさんに直接会えるとは… パク・キョンミさんの感慨もひとしおだったのではないでしょうか? 

パク・キョンミさん、お時間ありがとうございました! 

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