2011年9月1日木曜日

アン・ソンギさんインタビュー3

インタビューその1
インタビューその2

現在日本で「風吹く良き日」(1980)、「鯨とり」(1984)が公開になっています。今回初めてアン・ソンギさんの作品を見た方から「2作品で違う人が演じているのかと思った」という感想を聞きました。
そりゃあ俳優だからね(爆笑)。



えぇ、もちろんそうなのですが(苦笑)、80年代は政局的にも大きな変動があり、またアン・ソンギさんのプライベートでも奥様との出逢いもありました。この4年間で何か他に個人的に特別な変化がございましたか?
80年は確かに政治的にもいろいろなことがおき、また検閲も厳しかったです。パク・チョンヒ大統領が暗殺され、世の中の流れも変わりました。
目に見えない圧力の中で葛藤する青年たちの話ですし、そういう中での「風吹く…」の公開でしたが、「鯨とり」は元々ファンタジーですし、笑いもある。自分自身も面白く出演した作品でした。2つはそういった意味でも全く異なる作品ですから[特にそのように見えたのではないでしょうか]。

また「風吹く…」の後、81年に「난장이가 쏘아올린 작은 공」という作品に出て、この頃からとても忙しくなりました。そうして経験を積んでいったことも関係していると思います。

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