韓国映像資料院は来年1月の1か月間、VODサイトにてアン・ソンギさんを含む子役スター出演作品8本を無料上映する予定です。
アン・ソンギさん出演作品は「모정/母情」(1958)です。
2010年12月31日金曜日
2010年12月28日火曜日
2010年12月26日日曜日
2010年12月25日土曜日
イム・グォンテク監督の語るアン・ソンギさん
第8回国際文化フォーラムの奈良セッション「映画と東アジア」のため来日されていた、イム・グォンテク監督のインタビューです。

アン・ソンギさんを最初に起用するきっかけは何でしたか?
子役時代からよく知っていました。普通は子役で成長した後は大体忘れることが多いのに、彼は成人してからも映画で活躍していたのでよく覚えていたのですよ。
[アン・ソンギさん出演のイム・グォンテク監督作品]
만다라/曼荼羅(1981)
오염된 자식들/堕落した子供たち(1982)
안개마을/霧の村(1982)
태백산맥/太白山脈(1994)
축제/祝祭(1996)
취화선/醉画仙(2001/2002)
アン・ソンギさんといえば思い出すエピソードなどがあれば、教えてください。
自己管理がすごく徹底している人。
だから自分の感情をおくびにも出さないです。いつも慎重に自己の世界を管理している演技者です。
[以下は監督の101作目となる次回作についてです。パク・チュンフンさんが出演なさっています]
監督の最新映画について、日本のファンのために一言お願いします。
韓国人が作って海外によく輸出した品物は、高麗時代までにさかのぼりますが「紙」でした。
(その時代に)韓国の製品で中国で人気があったのは高麗人参、その次に韓紙/한지でした。
中国でも紙をたくさん生産していましたが、韓国の紙がより好まれていたようです。
ある韓紙の質がすごく賞賛を浴びたこともあり、商品価値としてもすごく高かったのですが、現代は韓国でも韓紙があまり使われていません。今は商業的にも採算が合わなくなって… 日本の和紙や中国の画仙紙などは今も世界的によく知られていますが、韓紙はその存在価値自体が知られていませんね。
それで、今、韓紙を取り上げる必要があると思ったのです。
今は韓紙を作れる技術者たちも商売にならないから、もう生産を止めてこんな状態になってしまった。だから韓紙にもう一度日の目を見せないといけない、と思ったのです。そうすることによって世界的に、文化的にも、多様性を持たせることもできるじゃないですか…
ーーー
次の会場に移動される間の短い時間でしたが、丁寧に答えてくださいました。
イム・グォンテク監督、どうもありがとうございました。
[通訳ご協力:NPO法人奈良外国語観光ガイドの会 池田常雄理事長]

アン・ソンギさんを最初に起用するきっかけは何でしたか?
子役時代からよく知っていました。普通は子役で成長した後は大体忘れることが多いのに、彼は成人してからも映画で活躍していたのでよく覚えていたのですよ。
[アン・ソンギさん出演のイム・グォンテク監督作品]
만다라/曼荼羅(1981)
오염된 자식들/堕落した子供たち(1982)
안개마을/霧の村(1982)
태백산맥/太白山脈(1994)
축제/祝祭(1996)
취화선/醉画仙(2001/2002)
アン・ソンギさんといえば思い出すエピソードなどがあれば、教えてください。
自己管理がすごく徹底している人。
だから自分の感情をおくびにも出さないです。いつも慎重に自己の世界を管理している演技者です。
[以下は監督の101作目となる次回作についてです。パク・チュンフンさんが出演なさっています]
監督の最新映画について、日本のファンのために一言お願いします。
韓国人が作って海外によく輸出した品物は、高麗時代までにさかのぼりますが「紙」でした。
(その時代に)韓国の製品で中国で人気があったのは高麗人参、その次に韓紙/한지でした。
中国でも紙をたくさん生産していましたが、韓国の紙がより好まれていたようです。
ある韓紙の質がすごく賞賛を浴びたこともあり、商品価値としてもすごく高かったのですが、現代は韓国でも韓紙があまり使われていません。今は商業的にも採算が合わなくなって… 日本の和紙や中国の画仙紙などは今も世界的によく知られていますが、韓紙はその存在価値自体が知られていませんね。
それで、今、韓紙を取り上げる必要があると思ったのです。
今は韓紙を作れる技術者たちも商売にならないから、もう生産を止めてこんな状態になってしまった。だから韓紙にもう一度日の目を見せないといけない、と思ったのです。そうすることによって世界的に、文化的にも、多様性を持たせることもできるじゃないですか…
ーーー
次の会場に移動される間の短い時間でしたが、丁寧に答えてくださいました。
イム・グォンテク監督、どうもありがとうございました。
[通訳ご協力:NPO法人奈良外国語観光ガイドの会 池田常雄理事長]
2010年12月20日月曜日
2010年12月12日日曜日
2010年12月7日火曜日
2010年12月5日日曜日
イム・グォンテク監督
文化庁主催の第8回国際文化フォーラムの奈良セッション「映画と東アジア」にパネリストのお一人として来日されたイム・グォンテク監督にインタビューしてまいりました。

第一部「アジアの映画が直面する課題」のテーマのもと、発表中の監督です。
モニタには「風の丘を越えて/西便制/서편제」の「この家族が一番幸せだった時」(監督)が映し出されています。

追ってインタビュー内容はアップいたします。

第一部「アジアの映画が直面する課題」のテーマのもと、発表中の監督です。
モニタには「風の丘を越えて/西便制/서편제」の「この家族が一番幸せだった時」(監督)が映し出されています。

追ってインタビュー内容はアップいたします。
2010年12月3日金曜日
キム・テギュン監督の語るアン・ソンギさん
第2回ダマー映画祭の審査員で来広されていたキム・テギュン/김태균監督(1996「パク・ポンゴン家出事件/박봉곤 가출사건」)のインタビューです。

(写真全て:石田純平)
アン・ソンギさんの出演された「パク・ポンゴン家出事件/박봉곤 가출사건」(1996)が監督のデビュー作品ですが、どのようにして始まったのでしょう?
実は僕の家の近所にこんな感じの[パク・ポンゴンのような]面白いアジュンマ(おばさん)が本当に住んでいたんですね。妻の友人なんですけれど。
で、映画会社でお昼を食べている時におばさんの話になったんですね。最近、おばさんは家出するらしいよ、とか、歌・カラオケが上手だとかいった具合に。
そして何ヶ月か後に、制作会社の社長さんに会ってみたらすでにシナリオができていたんですよ。「あれっ、これ僕が言ってた話じゃないですか?」と(笑)。「これ面白いな… うん、面白いよ。あれ、待てよ…?」 台本の棚からひょいと取った中の一冊がそれで。全く同じ人物ではないですが、そのような感じを持った主人公として書かれていたんですね。
その制作会社の社長さんに「これ僕が言っていた話じゃないですか? どうして撮らないんです?」と尋ねたら、「うん、面白いと言ってくれる投資者がまだ見つからなくて」と。他の監督さんも別の映画を撮っている時で、僕ご自身が撮ろうとしていた作品もちょっとうまく行っていなかった時期だったので「じゃあ、僕がちょっと[シナリオを]直してみますよ」と言ったんですね。
なるほど、それは面白いスタートでしたね。
で、シナリオを手直しされた次にはキャスティングですよね。どうして探偵Xをアン・ソンギさんにしようと思われたのですか?
その時一番最初に思い浮かんだのがソンギ兄貴[안성기형]でしたし、やはり最高の俳優さんですから。また、映画の持つトーンにも一番合っていると思ったからです。
監督からアプローチされて、アン・ソンギさんの反応はいかがでしたか?
新しいスタイルだったので、新鮮で面白い、と言ってもらえました。
撮影されている時に監督さんしかご存知ないエビソードがあれば教えてください。
これが僕の初監督作品だったんですね。で、僕は新人監督でしょう? 絵コンテとかありますけど、どうやってフレーミングしていいのかもよく分からない。覗いては「う〜ん」、絵コンテをみては「う〜ん」…(笑)
「一体どうすればいいんだ…」とまごまごしている時に、ソンギ兄貴がすっ、とフレームの中に入ってくれたんです。
それを追っかけてカメラをまわすと次の位置にまた、すっ、と動いてくれて。
一言も言わずに「ここだ、ここを撮るんだ」とヒントをくれたんですね。
ほんとに一言も言わないんですよ、心で言ってくれて。「ありがとう、兄貴!/고맙다, 형!」と心の中で拝みました。
でも、皆にそうなんですよね、だから尊敬されるんです。

アン・ソンギさんのお話を監督は本当にとても懐かしそうに、楽しそうに思い出されながら、エピソードを紹介してくださいました。監督、お時間ありがとうございました!
キム・テギュン監督の「裸足の夢/맨발의 꿈」は第83回アカデミー賞外国語作品部門韓国代表作品として選出されています。監督の作品の中では「クロッシング/크로싱」(2008)に続く、2番目の選出作品になります。来年2011年1月25日アメリカ西海岸時間5:30(日本時間同日22:30)からアカデミー本部サミュエル・ゴールドウィン劇場にて外国語作品部門を含む全部門のノミネート作品が発表され、同授賞式は2011年2月27日、ハリウッドのコダックシアターにて開催予定です。
ますますのご活躍をお祈りしています!

(写真全て:石田純平)
アン・ソンギさんの出演された「パク・ポンゴン家出事件/박봉곤 가출사건」(1996)が監督のデビュー作品ですが、どのようにして始まったのでしょう?
実は僕の家の近所にこんな感じの[パク・ポンゴンのような]面白いアジュンマ(おばさん)が本当に住んでいたんですね。妻の友人なんですけれど。
で、映画会社でお昼を食べている時におばさんの話になったんですね。最近、おばさんは家出するらしいよ、とか、歌・カラオケが上手だとかいった具合に。
そして何ヶ月か後に、制作会社の社長さんに会ってみたらすでにシナリオができていたんですよ。「あれっ、これ僕が言ってた話じゃないですか?」と(笑)。「これ面白いな… うん、面白いよ。あれ、待てよ…?」 台本の棚からひょいと取った中の一冊がそれで。全く同じ人物ではないですが、そのような感じを持った主人公として書かれていたんですね。
その制作会社の社長さんに「これ僕が言っていた話じゃないですか? どうして撮らないんです?」と尋ねたら、「うん、面白いと言ってくれる投資者がまだ見つからなくて」と。他の監督さんも別の映画を撮っている時で、僕ご自身が撮ろうとしていた作品もちょっとうまく行っていなかった時期だったので「じゃあ、僕がちょっと[シナリオを]直してみますよ」と言ったんですね。
なるほど、それは面白いスタートでしたね。
で、シナリオを手直しされた次にはキャスティングですよね。どうして探偵Xをアン・ソンギさんにしようと思われたのですか?
その時一番最初に思い浮かんだのがソンギ兄貴[안성기형]でしたし、やはり最高の俳優さんですから。また、映画の持つトーンにも一番合っていると思ったからです。
監督からアプローチされて、アン・ソンギさんの反応はいかがでしたか?
新しいスタイルだったので、新鮮で面白い、と言ってもらえました。
撮影されている時に監督さんしかご存知ないエビソードがあれば教えてください。
これが僕の初監督作品だったんですね。で、僕は新人監督でしょう? 絵コンテとかありますけど、どうやってフレーミングしていいのかもよく分からない。覗いては「う〜ん」、絵コンテをみては「う〜ん」…(笑)
「一体どうすればいいんだ…」とまごまごしている時に、ソンギ兄貴がすっ、とフレームの中に入ってくれたんです。
それを追っかけてカメラをまわすと次の位置にまた、すっ、と動いてくれて。
一言も言わずに「ここだ、ここを撮るんだ」とヒントをくれたんですね。
ほんとに一言も言わないんですよ、心で言ってくれて。「ありがとう、兄貴!/고맙다, 형!」と心の中で拝みました。
でも、皆にそうなんですよね、だから尊敬されるんです。

アン・ソンギさんのお話を監督は本当にとても懐かしそうに、楽しそうに思い出されながら、エピソードを紹介してくださいました。監督、お時間ありがとうございました!
キム・テギュン監督の「裸足の夢/맨발의 꿈」は第83回アカデミー賞外国語作品部門韓国代表作品として選出されています。監督の作品の中では「クロッシング/크로싱」(2008)に続く、2番目の選出作品になります。来年2011年1月25日アメリカ西海岸時間5:30(日本時間同日22:30)からアカデミー本部サミュエル・ゴールドウィン劇場にて外国語作品部門を含む全部門のノミネート作品が発表され、同授賞式は2011年2月27日、ハリウッドのコダックシアターにて開催予定です。
ますますのご活躍をお祈りしています!
2010年12月1日水曜日
2010年11月29日月曜日
2010年11月23日火曜日
2010年11月22日月曜日
2010年11月6日土曜日
大田雅一さんの語るアン・ソンギさん
今回はコリアキネマ倶楽部の運営・管理人、大田雅一さんにお話を伺いました。「てじょん」さんのお名前でご存知の方も多いと思います。
アン・ソンギさんとの出会いを教えてください。
私が初めて知ったのは、ペ・チャンホ監督の『コレ・サニャン~鯨とり/고래사냥』でした。私にとって韓国映画を初めて知ったのが、この作品だったと言ってもいいです。中野の武蔵野館でイ・ジャンホ監督の『暗闇の子供たち/어둠의 자식들』との二本立てでした。
この80年代ニューウェーブを代表する2監督の代表作2本を見て、衝撃的な感動を受け、以来すっかり韓国映画にはまってしまいました。
私にとって『コレ・サニャン~鯨とり』は『韓国版スターウォーズ』と言ってもいい。
アン・ソンギはもちろんハン・ソロ役。弱きを助け、強きをくじく…
「コレサニャン」がアン・ソンギ作品のデビューだったため、以降どの作品を見ても「あ、あのインテリ乞食がまたこんなところでこんな役に『化けて』いるぞ」と。それくらいあの作品の役柄は強烈で、素晴らしかった。あの「乞食節」がいまだに耳を去りやらないですね。
アン・ソンギさんと言えば… というエピソードがあれば教えてください。
河合塾の主宰した1995年のおおさかコリア映画祭での『神さまこんにちは/안녕하셔요 하나님』『曼荼羅/만다라』上映会に、当時結成していた「韓国映画学会」として大阪まで行きました。上映後の懇親会で丸テーブルを囲み、映画にちなんだ安眠メガネと花束を贈呈したのですが、笑ってもらえてよかったです。
2回目は「韓国映画学会」として再び、同年の第8回東京国際映画祭で『永遠なる帝国/영원한 제국』が上映された時。短い時間でしたが、挨拶させていただくことができました。
非常に忙しい中でも常に関係者への心配りを忘れず、にこやかに丁寧に応対してくれたアン・ソンギさん。これまでさまざまな韓国の映画人にお目にかかる中で、どこか日本の映画人とはひと味違うと感じていましたが、韓国では映画の俳優には特にこうした人格的な面も要求されているといいます。でも、彼はやはり別格だったことは言うまでもないですね。
ーーー
大田さん、お忙しい中お時間ありがとうございました!
大田さんが運営される映画上映会で、来年3月12日(土)『ヘアー・ドレッサー/헤어드레서』が上映になります。
【場所】文京シビックセンター 地下1階 アカデミー文京
南北線・丸の内線・大江戸線・三田線 後楽園駅・春日駅 直結
【日時】18時開場 18時半開映
【料金】無料 予約不要
【共催】韓国文化院
アン・ソンギさんとの出会いを教えてください。
私が初めて知ったのは、ペ・チャンホ監督の『コレ・サニャン~鯨とり/고래사냥』でした。私にとって韓国映画を初めて知ったのが、この作品だったと言ってもいいです。中野の武蔵野館でイ・ジャンホ監督の『暗闇の子供たち/어둠의 자식들』との二本立てでした。
この80年代ニューウェーブを代表する2監督の代表作2本を見て、衝撃的な感動を受け、以来すっかり韓国映画にはまってしまいました。
私にとって『コレ・サニャン~鯨とり』は『韓国版スターウォーズ』と言ってもいい。
アン・ソンギはもちろんハン・ソロ役。弱きを助け、強きをくじく…
「コレサニャン」がアン・ソンギ作品のデビューだったため、以降どの作品を見ても「あ、あのインテリ乞食がまたこんなところでこんな役に『化けて』いるぞ」と。それくらいあの作品の役柄は強烈で、素晴らしかった。あの「乞食節」がいまだに耳を去りやらないですね。
アン・ソンギさんと言えば… というエピソードがあれば教えてください。
河合塾の主宰した1995年のおおさかコリア映画祭での『神さまこんにちは/안녕하셔요 하나님』『曼荼羅/만다라』上映会に、当時結成していた「韓国映画学会」として大阪まで行きました。上映後の懇親会で丸テーブルを囲み、映画にちなんだ安眠メガネと花束を贈呈したのですが、笑ってもらえてよかったです。
2回目は「韓国映画学会」として再び、同年の第8回東京国際映画祭で『永遠なる帝国/영원한 제국』が上映された時。短い時間でしたが、挨拶させていただくことができました。
非常に忙しい中でも常に関係者への心配りを忘れず、にこやかに丁寧に応対してくれたアン・ソンギさん。これまでさまざまな韓国の映画人にお目にかかる中で、どこか日本の映画人とはひと味違うと感じていましたが、韓国では映画の俳優には特にこうした人格的な面も要求されているといいます。でも、彼はやはり別格だったことは言うまでもないですね。
ーーー
大田さん、お忙しい中お時間ありがとうございました!
大田さんが運営される映画上映会で、来年3月12日(土)『ヘアー・ドレッサー/헤어드레서』が上映になります。
【場所】文京シビックセンター 地下1階 アカデミー文京
南北線・丸の内線・大江戸線・三田線 後楽園駅・春日駅 直結
【日時】18時開場 18時半開映
【料金】無料 予約不要
【共催】韓国文化院
2010年11月4日木曜日
2010年10月30日土曜日
第8回アシアナ国際短編映画祭 トレーラー
第8回アシアナ国際短編映画祭のトレーラーが公式サイトで公開になっています。旅人に扮したアン・ソンギさんが登場されています。

このトレイラー制作時のエピソード1、エビソード2。
公式サイト内のニューズレター4号にも紹介があります。

このトレイラー制作時のエピソード1、エビソード2。
公式サイト内のニューズレター4号にも紹介があります。
2010年10月29日金曜日
2010年10月27日水曜日
2010年10月24日日曜日
第30回韓国映画評論家協会賞 司会
来る11月8日、第30回韓国映画評論家協会賞授賞式がアン・ソンギさんとMBCペ・ヒョンジンアナウンサーの司会でソウル プレスセンターで18時から行われます。
同賞の主演男優賞受賞者に選ばれたカン・ドンウォンさんとアン・ソンギさんはイ・ミョンセ監督作品「형사 Duelist」(2005)で共演されています。
同賞の主演男優賞受賞者に選ばれたカン・ドンウォンさんとアン・ソンギさんはイ・ミョンセ監督作品「형사 Duelist」(2005)で共演されています。
2010年10月14日木曜日
第3回東西クラッシックコンサート
本日12日、東西食品主催「第3回東西コーヒークラシック」演奏会が大田で開催されます。司会は同企業商品の1つ・MAXIMのCFモデルを27年間なさっているアン・ソンギさんです。
これまでの広告の一部はこちらに少しご紹介しました。
2010年10月9日土曜日
釜山映画祭 「キム・ドンホ委員長に感謝盃を伝達する会」
釜山映画祭 「공형진 씨네타운/コン・ヒョンジンのシネタウン」
2010年10月8日金曜日
2010年10月7日木曜日
2010年10月2日土曜日
KOFAでスポーツ映画特集
先日もお伝えした「イム・グォンテクの全貌」展開催中の韓国映像資料館ですが、今度はイ・ジャンホ監督、アン・ソンギさん出演の「이장호의 외인구단/恐怖の外国球団」を含む、スポーツをテーマにした作品が「韓国スポーツ映画列伝」として特集上映です。
10月20日19:30からと
10月28日14:00の2回が予定されています。
他作品も含む上映予定はこちら(英語)。
2010年9月30日木曜日
2010年9月29日水曜日
「イム・グォンテクの全貌」展 2
先日もお伝えした映像資料院シネマテークKOFA1館の「イム・グォンテクの全貌」展ですが、入口はこんな感じです。全作品のリストと監督の撮影中の写真で飾られています。10月3日までの開催ですのでお早めに…
イム・グォンテク監督のアン・ソンギさん出演作品はこちらです。
만다라/曼陀羅(1981)
안개마을/霧の村(1982)
태백산맥/太白山脈(1994)
축제/祝祭(1996)
취화선/酔画仙(2002)
映像資料院自体入場料無料なのですが、地下1Fの視聴覚フロアで申請するとこちらも無料でVHS、DVDを鑑賞することができます。土曜日に訪れましたが結構家族連れで利用している方々が多かったです。「만다라/曼陀羅」はまだVHSもDVDも出ていませんから、機会ある方はこちらでご覧になられてはいかがでしょうか。
行き方は6号線(茶色の線)デジタルメディアシティ駅下車、2番出口から地上に出ます。健脚の方は歩けない距離ではありません(途中登り坂あり、約15~20分)。または7711、7730番バスに乗って누리꿈스퀘어下車(約5分)すぐ。
2010年9月24日金曜日
"페어 러브" ロケ地
2010年9月22日水曜日
2010年9月20日月曜日
2010年9月16日木曜日
"현의 노래" 今月末撮影開始
3D映画と予告されている"현의 노래"が今月末に撮影開始となるようです。詳細はこちら。
アン・ソンギさんは新羅の征伐隊長이사부役だそうです。
こちらは김훈原作の表紙。タイトル현의 노래と作者김훈で検索するといくつかレビューもヒットします。
大塚大輔さんが語るアン・ソンギさん
写真は2009年12月12日に行われた第2回日韓次世代交流映画祭での1プログラム「アン・ソンギ、アン・ソンギを語る」のひとコマです。左から2番目が司会の一人・大塚大輔さんです。
この度、その日韓次世代交流映画祭コーディネーターの大塚さんからご寄稿いただきました。
ーーー
「アン・ソンギさんとの出会い」
2009年12月、大分県別府市で開催した「第2回日韓次世代交流映画祭」で、私はアン・ソンギさんのトークショーの司会を務めました。アン・ソンギさんは言うまでもなく、韓国の俳優の頂点に立つ方です。元々メディア・映画業界の人間でもない私がそんな大物と人前で話すなんて… と、決定した9月ごろからずっと不安だったのですが… 途中アクシデントを挟みながらも、なんとかファンの方とアン・ソンギさんとの橋渡し役ができたと思っています。
私が初めてアン・ソンギさんを知ったのは、高校2年生の頃(1997年)です。 韓国の情報がある雑誌や書籍を読み漁っていた当時、韓国映画にはとにかくアン・ソンギという人の名前がよく出てくる。もうかなりベテランだが、刑事も王様も探偵でもなんでもなる人だ、そういう印象でした。
大学生になり、初めて見た韓国映画がイム・グォンテク監督の「西便制」、2本目が同じくイム監督の「祝祭」でした。これで動くアン・ソンギさんを初めて見ました。やや優柔不断な中年の小説家役ですね。第1回の映画祭ゲストはイム監督、2回目がアン・ソンギさん。これにはやはり不思議な縁を感じます。
映画祭が始まるまでは、本当に不安で不安で、病みそうなくらいでした。 なぜなら、アン・ソンギさんの映画の外の姿はあまりイメージがなかったからです。つまらない質問をしたらどうしよう…、映画祭がつまらないものだと思われたらどうしよう…そんな心配ばかりしていました。
映画祭初日の夜、開幕式の前に楽屋でようやく「本物」のアン・ソンギさんに対面することになりました。「明日はよろしくお願いします」とあいさつし、「もう温泉には入りましたか?」と質問して、「早速入りましたよ。疲れがす~っと取れるようでしたよ」と気さくに、そして映画の中のあの声、あの身振りで笑顔で答えて下さった時は、今までの心配がすっと流れだすような気持ちでした。ああ、この方は本当に紳士なんだな… と…。
そして何よりも、写真や映画で見るよりも本物はカッコいい!もう、本当にその言葉しか出てこないくらい、スタイルも素晴らしいし、服の着こなしもジャストフィットだ… という感じで、私は「オーラ」という言葉を使うのが嫌なのですが、思わず「オーラが違う…」とつぶやいてしまいました。
開幕式で、壇上であいさつするアン・ソンギさんを見ていると、「この人に会うために今までがんばってきたんだ…」と思えてきて、少し泣きそうにもなりました(笑)。
映画祭では、トークショーの前後以外に言葉を交わす時間はありませんでしたが、私みたいな急造の司会者に対しても気遣いをして下さったりと、やはり誠実で常に前を向いて生きている方だ、という印象を受けました。そして自分の仕事だけでなく、後輩の動向、韓国の映画界の未来、さらには世界の映画界… と、とても広い視野を持っているんだな… と。
俳優の才能があるだけでなく、やはりこのような生き方・考え方があるからこそ、今のアン・ソンギさんがあるのだと思います。憧れの俳優、というだけでなく、人間として尊敬できる方です。 映画を見るのはもちろんですが、アン・ソンギさんという人そのものをより多くの方に知ってほしいと、映画祭が終わってから思い続けています。
映画やドラマを見るだけで消費し終わるのではなく、人そのものを知ることで自分自身もより豊かになれるし、アン・ソンギさんはそのような意味では正に理想的な俳優だと思います。またお会いできる機会があれば、ぜひ一緒に温泉に入って語りたいですね(笑)
ーーー
大塚さん、想いのこもった原稿ありがとうございます!
大塚さんはK-POP以前の韓国ポップスにも造形が深く、ブログでいろいろとご紹介されています。そちらもどうぞお楽しみください。
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