まず6月18日(土)に「風吹く良き日」、その2~3週間後に「鯨とり ナドヤカンダ」が上映になり、それ以降全国の短館系の劇場で順次公開になります。
配給元の太秦株式会社小林三四郎代表取締役、宣伝ご担当の西川様にお話を伺いました。
この2作品をお選びになった動機を教えてください。
小林代表取締役「骨太で荒削りだけれども、勢いのある80年代の映画が日本ではスルーされている。当時の作品は監督や俳優達の『映画を作りたい!』という強い想いや、映画を作ることの喜びが伝わってくる作品が多いと思います。あの時代の映画は今の韓国映画の土台になっているのではないでしょうか」。
今回タイトルに副題といいますか、『ナドヤカンダ』が着いていますね。
「はい。『鯨とり』だけですと、知らない人にとっては『また捕鯨の映画?』ということにもなりかねないですし、かといって『僕は行く』だとどうも座りが悪い。なのでキム・スチョルが歌う劇中歌のタイトルをそのまま用いることにしました」。
「この映画をリアルタイムで楽しんだ韓国映画のファンの方々はもちろん、ドラマから入った、この映画を知らない、現在の韓流ファンの方々にもぜひ届けたいです」。
公開から30年以上も経っているということで、こんなご苦労も。
「残念ながら『風吹く…』の方で一部音声が飛んでしまう箇所があります。現在、専門の技術部に頼んでなるべく復元を試みているところです。私たちとしては極力ベストな状態で皆さまにお届けしたいのですが修復にかかる時間的な問題もあり、近々に決断しないといけないのが心苦しいところです」。
「アン・ソンギさんの作品はこの『鯨とり ナドヤカンダ』が初めてです」とは宣伝ご担当の西川さん。「オープニングは『一体どんな話が始まるんだろう??』と思いましたが(笑)、俳優さん達のまっすぐさが見ていて潔く、気持ちいいです」。
チラシも現在校了段階。

もう少しで劇場で手に取っていただくことができるでしょう。
詳細また情報入り次第、この情報板でご連絡いたします。
それまではキム・スチョル/김수철セルフカバーの「나도야 간다」をどうぞ…
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