2011年4月28日木曜日

5月11日「ペースメーカー」撮影現場公開

現在撮影中の「페이스 메이커/ペースメーカー」、5月11日に済州島で撮影現場公開だそうです。

「체포왕」記者会見

パク・チュンフンさんが체포왕」記者会見でアン・ソンギさんについて話されています

2011年4月27日水曜日

イ・ミョンセ監督が語るアン・ソンギさん

先日、大分県別府市で開催された第3回別府八湯♨日韓次世代映画祭にいらした、イ・ミョンセ監督のインタビューです。


アン・ソンギさんに最初に会われたのはどんな機会でしたか?
イ・ジャンホ監督の演出部にペ・チャンホ監督と一緒に所属していたのが縁で、彼が「コバン村の人々」という映画を演出する時に、編集室で会いました。82年ごろだったかな。

どんな初印象でしたか?
そうだな… いい人そうだったよ(笑)。

アン・ソンギさんのその映画はまだ見ていなかったけれど、子役でスターだった人でしょ? ちょっとずつ作品を見て行ったけど、なかなか子役時代のイメージと青年のアン・ソンギさんを最初はピッタリ合わすことができなかったね。

多くの作品を撮影されましたが、何かエピソードがございますか?
何しろたくさんあるからね…

「鯨とり コレサニャン/고래사냥」の撮影時、ほんとに寒かったんだけどね、その寒さに耐えかねてアン・ソンギさんにしては悪い言葉が出たかな(笑)。

それから「NOWHERE 情け容赦無し/인정사정 볼 것 없다」の最後の決闘シーン、

一週間雨の中で撮影時してた時、パク・チュンフンさんがアン・ソンギさんに「この雨のシーン、取り直しになったらどうしましょうか…」と尋ねたんだよね。そうしたら彼が「[取り直すなら]雨を雪に変えてくれ!」と。

つまり、どんなに辛いことがあっても不満を言わない彼なのに、
そんな言葉が出るくらい鯨とり…」と「NOWHERE…」の2作に限っては大変な撮影だった、ということ。

2009年、監督が第2回日韓次世代交流映画祭にいらっしゃった時に、「NOWHERE…」の制作発表まではアン・ソンギさんが出演するかどうかを迷われていた、でも記者会見場で「はい、参加します」と突然はっきり出演の意思を表明された、とおっしゃっていましたね。その理由は解明されましたか? 
いや、まだだね。今度聞いてみたら?(笑)

(映画祭で)「デュエリスト/형사 Duelist」上映後に観客からの質疑応答でも出ていましたが、監督の作品は視覚的に訴える作品が多いですね。小さい頃からそういった感覚に優れていたように思われますか?
うーん、どうかなぁ…[しばし考える]。
そうだね、美術や漫画は好きだったし、絵もよく描いていましたよ。今でも絵コンテも描くし。

近々に監督がアン・ソンギさんとご一緒にお仕事をされるかも、という話を聞いたのですが。
最新作の「ミスターK」のシナリオはまだ製作途中だけれど、一緒にできるかどうか話しているところ。肯定的に考えてくれているようですね。

この6月に「鯨とり…」が日本でリバイバル上映になります。一言お願いします。
「鯨とり…」には僕も出ているからね、靴みがきの役で。
これは初・助監督作品だったから、いろんな意味で思い入れ深い作品だね。

ーー
イ・ミョンセ監督、朝早くのインタビューにおつきあいいただき、ありがとうございました!
最新作も楽しみにしています。

(通訳:김승아、翻訳補助:이태우)

2011年4月25日月曜日

「체포왕」VIP試写会

25日夜ロッテシネマで行われた「체포왕」VIP試写会にて、フォトウォールに前に入っていくアン・ソンギさん。

「체포왕」 は韓国にて5月4日より公開。

2011年4月23日土曜日

シム・ヘジンさん

シム・ヘジン/심혜진さんがアン・ソンギさんの印象を語られています

アン・ソンギさんとは「その島に行きたい/그 섬에 가고 싶다」(1993)、「パク・ポンゴン家出事件/박봉곤 가출사건」(1996、キム・テギュン/김태균監督のインタビューはこちら)、「生寡婦慰謝料請求訴訟/생과부 위자료 청구소송」(1998)で共演なさっています。

2011年4月19日火曜日

イ・ミョンセ監督来日

4月15〜17日に大分県別府市で開催された別府八湯日韓次世代映画祭。
ゲストの一人として、イ・ミョンセ/
이명세監督が来日されました。



インタビューを近日中にアップいたします。

2011年4月15日金曜日

村山俊夫先生の語るアン・ソンギさん

昨日発売になった、「アン・ソンギ——韓国『国民俳優』の肖像」の著者、村山俊夫先生のインタビューです。村山先生は現在京都在住で、緑豆楽院という韓国語教室を開校していらっしゃいます。


アン・ソンギさんと最初に出会われたのはいつですか?
1994年、第7回東京国際映画祭・京都大会で審査員として来日した彼の通訳を担当することになったときです。都ホテルのロビーで待ち合わせたのですが、一人でふらっと、まるで出張のビジネスマンのようにいらっしゃいました。ちっともスターらしくない、それでいて穏やかな人柄に非常に惹かれました。

何かその時のエピソードはございますか?
カラオケで「南部軍/남부군」(1989)、「ホワイト・バッジ/하얀전쟁」(1992)のチョン・ジヨン/정지영監督、「トゥーカップス/투캅스」(1993)「シルミド/실미도」(2003)のカン・ウソク/강우석監督と一緒に「鯨とり(宋昌植/송창식の歌)」を肩を組んで歌われましたね。その時私も一緒に肩を組み歌ったんですよ!

大森監督とは京都市内の居酒屋でアン・ソンギさんと一緒に過ごしたことがありました。

最初のアン・ソンギ作品は何でしたか?
25年前ソウルに語学留学をしていた頃、貸本屋で「恐怖の外人球団」というマンガを手に取りました。そのマンガが映画になったと知り、映画館を探して見に行ったのが最初に見た彼の作品ですね。彼の鋭い眼光がとても印象的でした。

御著書、拝読しました。最後の章がインタビューになっていますが、何かその際のエピソードはございますか。
映画館併設の個室になっているレストランで昨年行ったのですが、夏で冷房がよくきいていました。
アン・ソンギさんがいらっしゃる前から同席した出版社の担当者が寒いと言っていたのですが、彼が到着してすぐ、それが分かったのか「寒いようでしたら[扉を]開けましょうか」と声をかけられましたね。担当者もその心配りに感激していました。


アン・ソンギさんは韓国映画を語る時には欠かせない俳優ですが、彼の本を書こうと思われた最大のきっかけ・理由は何だったでしょうか。
もともと言葉を通じて隣国の文化や歴史、生活や人々の考え方を理解できたら、という思いで韓国語教室をやり始めたわけですが、17年前に東京国際映画祭・京都大会でアン・ソンギさんの通訳を務めて彼の人柄を間近で見た時、こんな人がいることを多くの人に知ってもらえたらと考えました。

彼は俳優ですから、映画を通じて多くの人に出会うわけですが、日本ではたとえばアメリカ映画と比べても、韓国映画を見る機会はそれほど多くはありません。そこで本を通じて、これまでの軌跡を振り返ることができれば、映画を見なくても彼を知ることができるのではないかと思いました。

しかし、彼の映画人生を知るほど、単に一俳優の歩みというだけでなく、韓国の現代史、その中で作られ時代を映してきた韓国映画、そこに描かれた南北分断の悲劇や、軍人独裁がもたらした苦痛、生活の中の喜怒哀楽や夢などを知ることができる機会ともなりました。果たしてそれらのすべてを、充分に描くことができたかどうかは読者の皆さんの判断にお任せするしかありませんが、そんな思いがこめられていると知っていただければありがたいです。

ーー
村山先生、授業の合間のお忙しい中、お時間どうもありがとうございました!

2011年4月14日木曜日

『페이스 메이커』クランクイン

『페이스 메이커』撮影が11日に始まった、と配給会社시너지が14日明らかに。
アン・ソンギさんは国家代表チームの박성일監督役、今後の撮影は大邱、大田、済州、英国・ロンドンを予定、今年の下半期封切りを目標と伝えられています。

アン・ソンギ——韓国「国民俳優」の肖像


岩波書店より
「アン・ソンギ——韓国『国民俳優』の肖像」本日414日発売です(一部地域によって発売日が異なります)。村山俊夫・著、定価2520円(本体2400円)四六判


代表作を通して、朝鮮戦争以降の韓国社会の厳しい変化を5章に分けて紹介しています。


著者の村山俊夫さんのインタビューは近日中にアップいたします。

2011年4月11日月曜日

「바보야」ナレーション

4月21日公開の「바보야」、ナレーションをアン・ソンギさんがされています
「바보야」は韓国カトリック教会のキム・スファン枢機卿の生涯を描いたドキュメンタリー。アン・ソンギさんはキム・スファン枢機卿の高校の後輩でもあるそうです。LAのCGVでも同時公開になる予定。サムネイルのポスターは英語版。

ペ・チャンホ監督の語るアン・ソンギさん

先日KOFAで「鯨とり」上映後にトークショーをされたペ・チャンホ監督。快くインタビューに応じてくださいました。


アン・ソンギさんと最初にお会いになられたのはいつでしたか? またその時の印象は?
1980 年の前半、「風吹く良き日」の助監督時期に偶然、光化門(クァンファムン)の喫茶店で会いました。その場に私はイ・ジャンホ監督と一緒にいたのですが、青 年アン・ソンギ氏を初めて見る瞬間でしたね。もちろん子役時代のアン・ソンギ氏はスクリーンで何度も見ましたが。

第一印象は、人間的には謙虚で誠実な人と感じたし、演技者としても知的でありがながら庶民的な役まで全部こなすことができるのではという雰囲気が感じられました。

撮影中、何か特に印象深く残っているエピソードはございますか?
13本もの作品を一緒に作ったので1本1本それぞれの記憶は思い出せませんが、

●『鯨とり』ではミヌの衣装を探すために二人して色々な市場を歩き回り、南大門市場でふさわしい服を選び出すことができ、喜んだこと

そうして手に入れた衣装にあのポケットを、アン・ソンギ氏自身が家で裁縫して付けたというプロ根性

本当に息がよく合った演技者で、監督の私をいつも信頼したこと

ですね。

今回の日本でのリバイバル上映に関して、日本のファンの方々にメッセージをお願いします。
二つの作品とも1980年代に日本の韓国映画ファンから愛してもらった作品ですが、2011年、
このようにして日本の観客の方々にまた見ていただけることが本当に嬉しく、当時の封切の時のように心が踊ります。

この映画を通じて、「鯨とり」の主人公らと共に日本の観客の皆さんがご自身の心の中の「鯨」を探すことを願って… 機会があれば私も公開時に、日本に行ってみたいですね。

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ペ・チャンホ監督、お忙しい中丁寧にご回答いただき、ありがとうございました。

チラシ「風吹く良き日」、「鯨とり ナドヤカンダ」

6月18日(土曜日)から「風吹く良き日」、「鯨とり ナドヤカンダ」がリバイバル上映になる新宿のK'sシネマです。



正確な劇場名はまだ入手しておりませんが、チラシはK'sシネマさん以外に都内の単館系の映画館、名画座には大体配布されているそうです。また韓国語を教えている学校への発送を開始、今後は新大久保などの韓国料理店やショップにも配置を予定と太秦株式会社様より情報いただいております。


2011年4月3日日曜日

シーズン開幕始球式

4月2日、シーズン開幕戦となるロッテ対ハンファの試合で行われた始球式の様子です。

2011年4月2日土曜日

パンフレット

「風吹く良き日」と「鯨とり」の劇場公開時に発売になるパンフレット。コンテンツがほぼ決まりました。


公開は6月18日(土)から。新宿K's Cinema、順次全国ロードショー予定。